年配男性経営者あるある？

ある年配男性経営者さんとお仕事の打ち合わせをしているとき、ふと、気が付いた事がありました。

年配男性の特性なのかもしれませんが、男性同士の間で自分の弱みは見せられないという意識が強いように感じました。
プライドが高いのとはちょっと違くて、弱い所を見せると付け込まれると思っているような、自分の身を守るために常に強い自分の姿を見せている必要があると思っているような、そういう感じですね。

はっきりと言葉にする事はありませんでしたが、話の端々から、経営が上手く行っていない事や、人が離れていく、人を信用できないといった様子が伝わってきました。

とある事情から、経営・運営方法が分からず、混乱しているし助けを求めたいけれど、それを上手く表現できない。
不器用なので、やって欲しい事を上手く伝えられず、思った通りにならないと相手のせいにしてしまう。完璧な仕事が出来ない自分を認められないんですね。

ぱっと見、堂々としているし、自信ありげに話をするし、失敗談なんかも冗談交じりで話すけど、本当はその失敗は深刻で、かなり苦しんでいる、そんな様子が感じられました。

あ～、この人は誤解を招きやすい人なんだなっていうのが、直感で理解できたというか。

なので、本当は断ろうと思っていたお仕事を引き受けることにしました。
ただ、油断は出来ない人なので、現状の把握と業務範囲を明確にしてから動こうと思っています。